「将来に不安があり、今後のキャリアを考えたい。」
そんな人に役立つのが、キャリアコーチングです。
ただ、キャリアコーチングは数十万円と費用が高額ですよね。
そこで、本記事では、キャリアコーチングを自分でやってみる方法を紹介します。
現状を変えていくために大切なのは、まず一歩を踏み出してみること。
「いきなり大金を払うのは抵抗がある…。でも、今後のキャリアを考えてみたい。」
という人は、まずは今すぐできることに取り組んでみましょう。
キャリアコーチングとは?
キャリアコーチングは、
「今の仕事にやりがいを感じない」
「転職をするかどうか悩んでいる」
などキャリアに悩んでいる人が、キャリアの方向性を明確にして、
取るべきアクションを決めることができるサービスです。
キャリアコーチが、クライエントの強みや価値観を引き出し、
それをもとに、キャリアの方向性や目標を定めて行動するためのサポートをしてくれます。
セルフコーチングの流れ、やり方と注意点
では、キャリアコーチングを自分でやってみるとしたら、どのように進めればいいのでしょうか。
家で自分でやってみる方法を紹介します。
自分の現状を把握する
現状を把握するためのヒントになるのは、自分の感情です。
「何に満足していて、何に不満を持っているか?」
「どのように満足度を上げることができるのか?」
に目を向けていく必要があります。
noteから学び、実践してみる(夢が叶う日記の書き方)
自分の本音を知り、気持ちや思考を整理するためにわたしがおすすめなのは、
下田美咲さんのnote「夢が叶う日記の書き方」です。
必要なものは、ノートとペンだけ。
モヤモヤしたときに、この方法ですっきりするまで書いていくと、自分が何を求めているのかが分かってきます。
カウンセリングを受けてみる
「自分で自分のことを見つめるのは苦手…」
「誰かに話を聞いてほしい」
という人は、カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
日本最大級のオンラインカウンセリング「うららか相談室」では、自分を知るためのカウンセリングを受けられます。
「ビデオ」「電話」「メッセージ」「対面」の4種類から自分が話しやすい方法を選べ、匿名での相談も可能です。
どのカウンセラーに依頼すればいいか分からないときは、
スタッフのおすすめカウンセラーから3回のメールカウンセリングを受けられるサービスも。(税抜4,200円)
事前に悩みの内容を記入するので、自分に合うカウンセラーを見つけてくれそうです。
カウンセリングを受ける場合は、カウンセラーとの相性がとても大事なので、これは嬉しいサービスですね。
自分の価値観や強み、弱みを知る
次に、自分の価値観や強み、弱みを知ることで、向き不向きを理解します。
自分に合ったキャリアプランを見つけるためには、自分にとって何が大切なのかを明確にすることが大事です。
ストレングスファインダーを受ける
ストレングスファインダーは、オンライン「才能診断」ツールです。
Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能が導き出されます。
書籍を購入し、付属のアクセスコードを使用して診断を受けられます。
「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン」を知ることができるので、
自分のことを客観的に理解するために、とても役立つツールです。
キャリアの方向性や、やりたいことを考える
自分の価値観や強み、弱みを理解できたら、それを踏まえて、
「どんなキャリアを築いていくか?」
「どうなりたいか?」
「どうしたいか?」
を考えて、自分の将来を具体的にイメージします。
「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」のワークをする
「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」は、
3か月でやりたいこと探しを終わらせる「自己理解プログラム」を提供する八木仁平さんによる、やりたいことを見つけるための本。
「価値観」「得意なこと」「好きなこと」の順番で答えていくことで、自動的にやりたいことがみつかる内容になっています。
わたしも90の質問に答えてみましたが、さまざまな角度からの質問が用意されているので、答えるだけでやりたいことが見つかるドリルのような本です。
直近の行動を計画する
最後に、自分のキャリアでの「やりたいこと」を実現するために不足しているものを考えて、具体的な行動計画に落とし込みます。
ワーク付きの手帳を実践してみる
「自分のやりたいこと」を具体的に行動計画に落とし込んでいくには、セルフコーチングができる手帳がおすすめです。
わたしのおすすめの1つ目は、「週末野心手帳」です。
週末野心手帳の内容
- 今の自分を分析する「自己分析マップ」
- 3年後、5年後、10年後のなりたいイメージから1年後をイメージして、この1年で取り組むことを決める「未来マップ」
- 月単位の目標を決める「年間マップ」
- 理想の1週間を書き出す「私の理想の1週間」
- 毎月のやってみたいことを書き出す「WISH LIST」
- 毎日のto doや振り返りを書ける「デイリーページ」
週末野心手帳のいいところは、未来のイメージから「自分は何をしたいのか」を考えて、それを日々の予定に落とし込んでいけるところ。
デイリーページには、毎月のWISH LISTを叶えるための、週末の段取りを書く欄(ウィークエンドプラン)があるので、
忙しい毎日でも無理なく、やりたいことを週末だけで叶えていくことができます。
わたしのおすすめの2つ目は、「自分軸手帳」です。
自分軸手帳の内容
- すべての行動のもととなる資源(時間、お金、意志力)を見える化するワーク
- 自分軸を見つけるワーク(やってみたいこと、強み・弱み、ご機嫌になれる方法、感謝したことなど)
- 今年の目標と振り返り
- 今月の目標と振り返り
- ウィークリー習慣化リスト
自分軸手帳の良いところは、まずワークで「幸せを感じられる時間の過ごし方」を見つけて、
次にスケジュールページで、それを日々の行動に落とし込んでいけるところです。
毎月「やったこと」「分かったこと」「次にやること」の視点から振り返ることで、「やりたいこと」を達成するための行動を習慣化していくことができます。
また、自分が持っている資源(時間・お金・意志力)を見える化できるのも魅力的。
「やりたいことをリストアップしたけど、結局できなかった!」とならずに済みます。
オンラインコミュニティ「自分軸手帳部」があるのも良いところ。
自分軸手帳を活用している人たちの手帳の使い方を見たり、交流ができるので、仲間と一緒に手帳を継続することができます。
まとめ
キャリアコーチングは、自分のキャリアでの「やりたいこと」を明確にして、達成に向けた具体的な行動プランを立てられるサービスです。
「転職しようか悩んでいる」
「やりたいことがなくて何となく毎日モヤモヤする」
「まずは、自分でできることから始めてみたい」
という方は、ぜひ今すぐできる第一歩として、セルフコーチングを行ってみませんか?
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